法律プラス 法科大学院統一適性試験ガイドブック〈2006年〉


法科大学院統一適性試験ガイドブック〈2006年〉
法科大学院統一適性試験ガイドブック〈2006年〉

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論理的思考の訓練?法科大学院に興味のない人にも役立つ

最近、『論理的思考』がブームとなっている。『論理的思考』とは、『主観・情緒に流されずに、根拠を持った判断を行う』ことや『論点を因果関係に基づき整理すること』である。

論理的思考を行うためには、少なくとも『何が根拠たりえて何が根拠たりえない』であるだとか、『何が反論たりえて何が反論たり得ないのか』であるだとかいったことを正確に判断できる必要がある。法科大学院統一適性試験の『論理の科目』の問題は、全てその判断をする上での着眼点を養う上で役に立つ問題である。

実際の問題は『AさんはBという主張をしている。その反論としてふさわしいものを選べ』といった形である。

この問題の選択肢の殆どが(4/5)『的外れ』なものである。その的外れな”反論”(選択肢)を読んでみよう。すると、あらあらこれは昨日の私の発言じゃありませんか!!解説を読むと『なるほどかくのようにまとはずれなのか』ということがよく分かる。

ここで、ある人は『今までたくさん論理の訓練と称した論理パズルなどでで解いてきたが、論理的思考に役立った気がしない』と言うかもしれない。しかし、従来の論理パズルに上記のような、現実に即した問題があっただろうか?否、難易度とややこしさを競う問題ばかりだったはずだ。
まずは出題者の意図を把握することから

 本書は法科大学院統一適性試験の実施機関が編集しているとあり、単なる過去問問題集としてではなく、適性試験で求められている能力や出題の意図がきちんと説明されています。
 適性試験では知識力ではなく思考力を求められるので、逆にその求められている能力や出題の意図がはっきりしなければ恐らくは論点が外れたままの思考で問題を解き続けることになり、従って何度受験しても結果が変わらないという事態を招く可能性があります。
 本書では各々の設問につき「問題のねらい」が掲載されており、そこで求められる能力や出題の意図が詳しく説明されています。
 まずは出題者の意図を把握し、その上で各種の類似問題集に当って適性試験での思考力を養っていくのも良いと思います。



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