司法書士法は、もっと昔の過去問の欲しかった
司法書士試験の準備には、過去問分析は欠かせない。同じような傾向の問題が何度も繰り返し出題される傾向があるからだ。過去問集としては、受験予備校が多く出しているが、その中ではこのLECのシリーズがお薦めである。その理由は次のようなものだ。 1)非常に古い過去問から掲載されている(昭和57年分から) 2)問題と正解・解説が、必ず裏表の関係となっている 3)解説が非常に親切で丁寧 最初の2つは、Wセミナーのものも同じ形式になっているが、解説の面ではLECのほうが上である。ところどころに要点を表形式にまとめたりしてあり、この部分だけ集めてもサブノートが作れるくらいである。 ただ、本書で唯一の疑問は、司法書士法が平成15年、16年分の2年分しか掲載されていないこと。改正後、再度出題科目になってからのみということだと思うが、昭和年代の過去問でも現在も通用するものも多いので、この部分も掲載してくれるとうれしかった。
司法書士法は何故?
司法書士試験の勉強を行う上で過去問は避けて通ることはできない。他の試験同様に、 ・試験範囲を掴む ・出題傾向を掴む というために必要だし、なにより司法書士試験の場合、同じような問題が何度も問われる傾向があるからだ。 過去問集は、受験予備校から何種類か出されているが、使いやすさはWセミナーのものとLECのものだろう。両方とも、問題と解答・解説のページが裏表になるようにしてあり、正解を横目で見ながら問題を見ることができない。なんとなくわかった気になることを防ぐことができる。LECの過去問集は、さらに巻末に黒い下敷きが用意されているので、これを挟めば解答・解説が透けて見えることもない(これはちょっとやりすぎかな) さらにLECの方は、Wセミナーに比べて ・解説が詳しい(図表も多い) ・問題毎に難易度や次年度出題可能性チェックなどがある ・法改正に伴う無意味設問への対応が親切 という特性がある。その分、本が分厚くなるという欠点もあるが。 唯一難点は、 ◎司法書士法が15年度、16年度の2問しか掲載されていない! という点。憲法と共に再度出題に加えられてからの範囲だけに限定したと思うが、それ以前の出題でも活用できる問題があるのだから、もっと古いものも掲載して欲しかった。この分だけWセミナーのものを買うと供託法が重なるし、それなら民事訴訟法などもWセミナーにするか、と迷う原因になってしまう。それでも、民訴などの解説をとって、私はLECを買ってしまったけれど。
東京リーガルマインド
司法書士試験合格ゾーン本試験問題集 商業登記法〈2005年版〉 (司法書士試験シリーズ)
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